「おはよう」レコーディング秘話

独り言

ヘッドホンをつけてマイクの前に座るゆうりん。
子供の録音は以前に一度経験しているけれどそのときは小学生以上の複数。
今回は未就学児と低学年のふたり。
配信を前提の本格的なレコーディングは今回が初めて。
とりあえずマイクの前で声が出るか試してみたかったので
スピーカーから音を出して「おはよう」を聴いてもらいながら「ココ一緒に歌ってねー」と説明も兼ねた。
どこを歌うかを説明しながら自分も大きな声で一緒に歌った。
すると子供達も楽しそうに声を出していた。

そしてまずは「チュンチュンチュンチュン」のフレーズだけを録音することに。
はじめてヘッドホンをつけるゆうりん。
以前も感じたことで、子供はヘッドホンをつけると自分の世界に入るようで大きな声で歌いだす。
そしてレベル調整のために仮録音したものをこちらが確認しているとスピーカーから聴こえる今歌った自分の声を聴いてニンマリする。

そして「じゃぁもう一回歌ってねー」と声をかけて本番スタート。
ふたりの前に座って「チュンチュンチュンチュン」と歌うタイミングでゆうちゃん、りんちゃんそれぞれに両手で合図を出す。
二人が歌わない時はクチパクでにこやかに歌った。
そして「もうそろそろだよ~」と目でそれぞれに合図をして両手で同時に指示を出す。
その時のふたりの視線・目力の凄かったことは今でも忘れられない。
どうしても年少のりんちゃんに目が行ってしまうのだけれど
ゆうちゃんには曲の合間に「大丈夫っだよ~」「いいよ~」って感じが伝わるように優しく目で合図をしていた。

「チュンチュンチュンチュン」の録音のあとは掛け合いの部分。
天埜が歌う「いい天気だよ」「気持ちいいよ」のあとに輪唱してもらうところ。
ココはリズムに合わせられるかを心配していたけれど難なくクリア!
ふたりの鋭い視線を浴びながら両手で指示を出してOKが出た。
ラストの可愛らしい「コケコッコー」まで真剣に歌ってくれたふたり。
本当にありがとう!

今回のレコーディングで学ぶ事は多かった。
そしてまた違う曲にチャレンジしたいと思った。
何よりウクレレがつないでくれた「ゆうりん」との縁にあらためて感謝をしたい。

最後に「チュンチュンチュンチュン」という書き出しの詩を書いてくださった結城ひろしさんにもお礼を伝えたい。
とても素敵な詩を書いてくださってありがとうございました。

「チュンチュンチュンチュン」という書き出しに魅了されて曲をつけたこの作品。
実は曲作りの最中から子供達の「チュンチュンチュンチュン」という声が聴こえていたのです。

「おはよう」を配信するにあたり、ご協力いただいた皆様。
本当にありがとうございました。

天埜めぐみ

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